2024年7月29日、神奈川県逗子市の逗子文化プラザ図書館横のオープンスペースにて小学1~3年生60名を対象としたCGワークショップを開催しました。このワークショップでは、代表理事梅原政司が講師を担当、同敷地内の学童に通う子どもたちに、ボクセルアートを用いたキャラクター制作に挑戦してもらいました。

ボクセルアートで広がる子どもたちの想像力

今回のワークショップは、マインクラフトなどにも見られる立方体(ボクセル)を使用したキャラクター制作。使用したソフトウェア「MagicaVoxel」は無料で利用でき、直感的な操作が特徴です。(MagicaVoxel公式サイトURL:https://ephtracy.github.io/
ボクセルアートの魅力は、「付ける」「消す」「色を変える」という3つの基本操作だけで作品を作れること。ポチポチとマウスをクリックしながら制作できるため、小さな子どもでも簡単にチャレンジできます。

子どもたちの様子

まずはマウスの使い方から丁寧に指導。「こうやってクリックするんだよ」「ゆっくり動かしてみてね」と声をかけると、最初は戸惑っていた子も徐々に操作に慣れ、自信を持って画面に向かい始めました。

ボクセルアートでキャラクター作りが本格的に始まると、子どもたちの表情が一変。目を輝かせて、思い思いのアイデアやイメージを形にすることに夢中に。「色が変えられるんだ!」「ぼく、ロボットを作ってみるよ」とゼロから作品作りに挑戦!会場はあっという間に子どもたちの熱気に包まれました。

頭の中で想像したものを手を動かして作り上げていく過程は、まさに楽しみながらの頭の体操。3時間のワークショップも、子どもたちの集中力と熱意、創造力の前にはあっという間のお時間。帰り際には「もっとボクセルを作りたい!」「また参加したい!」という声も多くいただきました。

逗子ボクセルワークショップの様子

ワークショップが進むにつれ、子どもたち同士で自然と教え合う場面も見られるようになりました。「この部分はどうやって作ったの?」「ここをこうすると、もっとかっこよくなるよ」と、お互いにアドバイス。最後に設けた作品の共有時間では、「すごい!私も作ってみたい!」と、互いの作品から刺激を受け、子どもたちの創造の幅がどんどん広がっていく様子が感じられました。

注目を集める教育アプローチ

ボクセルアートのワークショップには20台のクリエイター向けPCをご用意し、子どもたちに最新のデジタル環境を提供しました。「創造の力でみんなを元気にする」というビジョンの下、全国展開する出前授業やワークショップのノウハウが、このイベントでも存分に活かされました。デジタルスキルと創造力の育成を両立させるアプローチは、新しい教育のあり方の一つとして、注目を集めています。今回のワークショップには教育委員会の方々も視察に訪れ、高い関心を示されました。

そらいろぱれっとについて

ボクセルアートの講座は、学びラボが運営する教育サービス「そらいろぱれっと」(通称:そらぱれ)でも人気の講座の一つです。そらいろぱれっとでは、ボクセルクリエイターの「であ先生」が担当し、子どもたちにボクセルアートの魅力を伝えています。

そらいろぱれっとは2024年5月に正式スタート。「オンラインの習い事20種類、まるっと全部そらぱれで」をコンセプトに、デジタルスキルだけでなく、お金や仕事、コミュニケーション能力など、社会を生き抜く力を育む多様な講座を提供しています。

お問い合わせ

学びラボは所有するクリエイター向けPC20台を活用し、全国様々な場所で出前授業を行っています。クリエイティブ分野はもちろん、創造力、協調性、問題解決能力など、現代社会を生き抜く力を養う授業まで、幅広い分野のワークショップのノウハウを活かした活動を展開しています。

学びラボの活動やワークショップについて詳しく知りたい方、提供する出前授業にご興味のある方は、下記のお問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。皆様からのご連絡をお待ちしております。


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