5月17日に鹿児島市で3DCGワークショップ「Vtuberになれる!?自分だけの3Dアバターをつくろう!!」を開催しました!
全国の子どもたちに3DCGをはじめとしたデジタルクリエイティブ体験を無償で届ける「Kids Creators Project(キッズクリエイターズプロジェクト)」。
前回の千葉につづき、鹿児島でも大成功を収めました!
👇当日の様子はInstagramのリール動画からご覧いただけます。
当日の様子
子どもたちに初めての3DCG体験を!
今回は約20名の子どもたちに、2部構成でのワークショップをお届けしました。
はじめて3DCGに触れる参加者も多かったのですが、初回の千葉のワークショップでも使用したVRoid Studioというアバター着せ替えツールで楽しく体験をすることができました。
前回のレポートはこちら

講師を務めてくださったのは、萌葱(もえぎ)先生です。
ふだん私たち学びラボのオンラインスクール「そらいろぱれっと」でもScratchというプログラミングツールを子どもたちに教えてくださっていますが、今回はVRoid Studioの魅力をみなさんにお伝えいただきました。
難しい知識は不要!手を動かして楽しく学べる3DCG講座
子どもたちの期待が高まる中、講義がスタート。
VRoid Studioでどんなことができるのか、萌葱先生が実際にツールを操作しながら伝えていきます。
つづいて子どもたちも手を動かします。
あれこれ自由に触ってみながら、目の前のアバターの服装や顔立ちが自在に変えられることを楽しんでいる様子。
はじめてでも触っているうちにすぐ覚えてしまうのは、彼らの吸収力が高い証拠です。

自由に触ってもらう時間も設けながら、着々とワークショップが進んでいきました。
現場のサポートスタッフも子どもたちのアバター制作を側で見守ります。
ひとつの操作を伝えると、そこから説明されていない機能にもチャレンジしていたり、自発的に取り組んでいる姿がたくさん見られました。
3DCGに触れたことのある方は、メッシュやボーンといった言葉を耳にしたことがあるかもしれませんが、先に進んだ子どもはそれらも自分でどんどん理解し動かしていて、驚く場面も。

全体を通して、それぞれ「髪をこんな色にしてみたい」や「自分で服の模様を描きたい」といった、その子自身の感性が発露していくのを目の当たりにして、スタッフも嬉しく感じました。
最後はみんなでモーションキャプチャーソフトを使って、画面の前で自分たちの動きに合わせてアバターが動くのを体験しました。
ふだん見慣れているVtuberと同じ姿のアバターを、自分でつくって動かした経験はきっと忘れがたいものになったことでしょう。

子どもたちに無償でクリエイティブ体験を届けることの価値
今回のワークショップを終えて、私たちとしても大きな手ごたえを感じることができました。
日ごろデジタルクリエイティブの営みに触れる機会がない子どもたちも多い中、無償できっかけをご提供できることの意義はやはり大きいものと思います。
現場で目にした子どもたちの活き活きとした姿が、より一層その認識を強くしてくれました。
こうして第2回目を実施できたことで、これからワークショップを全国で続けていくための地固めができつつあると感じております。
今後も6月初旬に長野、下旬に愛知とまだまだワークショップが続く予定です。
Kids Creators Projectの活動をもっとたくさんの子どもたちに届けるため、学びラボとKCPスタッフ一同で力を尽くしていきたいと思います。
それではお読みいただきありがとうございました。
今後ともぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!
ご興味をお持ちいただいた方へ
▼以下のリンク先にてプロジェクトの詳細をご説明しています。
ページ下部に記載のフォームからどなたでもお申し込みいただけますので、少しでもご興味をお持ちいただいた方からのご連絡をお待ちしております!
https://note.com/zero_blender_/n/na688e8f77972
一般社団法人学びラボについて
当法人は「創造の力でみんなを元気にする」をミッションに掲げ、子どもに向けてデジタルクリエイティブスキルやコミュニケーション力といった幅広い分野の教育を届ける活動を主軸とする組織です。
日頃よりオンライン・オフラインを問わず、現役クリエイターによる実践的な教育プログラムを展開しています。
また、社会を生き抜く力に主眼を置いた小中学生向けのオンラインの習い事「そらいろぱれっと」を運営し、未来を担う次世代の教育に力を注いでいます。
そして広く社会に向けても価値ある学びを提供する努力を私たちは惜しみません。各地のイベント会場やフリースクールといった場に赴き、地域社会の発展に資する魅力的な学習体験を提供しています。
主体的に愉しみ、学び、創造する。それがこの変化の激しい社会において、未来を切り拓くために大切なことであると信じて、私たちは今日も活動しています。