Blenderで立体的な作品を思いのままに!
Blenderとは、3DCG(立体的な画像)で自分だけのキャラクターやアニメーションを作ることができるツールです。
3DCG制作に必要な機能が満載の無料ソフト
Blenderには3DCG制作に必要な機能が、集約されています。
無料とは思えない高機能・高性能を誇り、初心者からプロまで愛用されている有能っぷりです。
実際に世界中で映画やゲーム、アニメ、大手メーカーの現場などで使われています。
民間企業だけでなく公的機関でも利用されており、例えば国土交通省では日本の3D都市モデルを公開、Blenderを使って映像制作に活用する方法を紹介しています。
とても機能が豊富なので、本記事では代表的なものを3つピックアップします。
身近なものから複雑なものまで、モノを形づくるモデリング
Blenderは、3D空間で様々なモノやキャラクターを作ることができます。
人物や動物、身近な果物や複雑な模型までも、納得いくまで、立体で表現できます。
クレイアートのような見た目から、本物のような質感まで様々な表現が可能です。
360度あらゆる方向から、質感などのイメージをそのままに、カタチにすることができます。
好きなポーズも自由自在な、リギング
作品に骨組みをいれることで、モデルを関節に合わせて動かし、好きなポーズをとらせることも自由自在です。
この工程をリギングと言います。作品がイキイキしてくると愛着がわきますよね。
これを応用し、Blenderで作ったキャラクターはもちろん、VRoidStudioなどで作ったキャラクターを取り込めば、髪の毛束や服、アクセサリーを揺らしたりすることもできます。
アニメーションにする際に自然な動きを表現できます。
奥が深いアニメーション作り
Blenderのアニメーションは、パラパラ漫画と同様の仕組みです。
リギングで付けた骨組みを少しずつ動かしてポーズをつけていき、数秒ごとに順に表示することでアニメーションになります。
多様なテクニックを学ぶほど、作品の精度が高まります。
極めるほどに理想的な表現ができることに快感を覚え、時間を忘れるほど夢中になってしまいますよ。
自分が作ったキャラクターが思った通りに動いたら…、感動の瞬間です。
もしかすると将来的に、ゲームデザイナーや映像制作、建築デザイナーなどに興味を抱くきっかけになるかもしれませんね。
Blenderで身につく2つのチカラ
Blenderで3DCGに触れることで主に2つのチカラが身に付きます。
豊かな表現力
Blenderを活用することで、豊かな表現力が育まれます。
作品作りに必要な機能が備わっているので、叶えたい表現をあきらめずに調べて試行錯誤をすれば、様々な方法で実現することができるでしょう。
また他の方の作品を見ることで多様な表現方法を学び、身につけていきます。
そうやって作成した思い入れのある作品は、人に見てもらうことが大切です。
作品制作の背景や作品に込めた独自のストーリーを人に伝えることも表現力となります。
計画的に物事を進める力
作品を作る過程で、計画的に物事を進める能力が身に付きます。
何かをする時には、順番を考えながら実際に進めることが必要不可欠です。
1つの作品作りのゴールを決め、はじめから終わりまで取り組むことでこの能力が身につきます。
学校や所属するコミュニティなどで制作目標を宣言したり、コンテストに応募するのもよいですね。
テーマに合わせて何を作るか考え、コンテストの締め切りまでにすべてを制作する計画を立てましょう。
こういった経験をたくさんすることでだんだんと身についていきます。
段取りや時間管理が上手になると、将来の勉強や仕事においても役立ちます。
社会へ踏み出す際に、大きくリードしていることとなりますね。
Blenderの3DCG講座をそらいろぱれっとで
そらいろぱれっとではBlenderを始め、20種類以上の習い事を学ぶことができます。
興味や難易度に合わせて、お子さんの”やりたい”を講師が満足するまでサポートします。
家族が何人いても会費は一人分です。子どもの成長を間近で感じながら、驚きとワクワクの冒険しませんか?
Hanae先生
担当講座:3DCG/2Dイラスト/iPad活用術(Blender)
- フリーランス歴10年
- 絵画教室の定期運営および主宰歴6年
- オンラインデジタルイラスト講師歴半年
- 保育士・幼稚園教諭免許保有
- 子ども向けのワークショップ運営の豊富な経験を生かした丁寧な講座進行と、生徒に寄り添った優しい語り口で生徒に人気の先生です。そらぱれでは、3DCG(Blender)からイラスト・映像制作まで広く担当します。