一般社団法人学びラボは、藤村女子中学校・高等学校(東京都武蔵野市)との共同事業として、「デジタル・クリエイティブ」プログラムを開始しました。9月13日、このプログラムの第一弾として3Dデザイン体験授業を実施し、生徒たちの創造力と技術力を育む藤村女子中学校・高等学校との共同プロジェクトが本格的に動き始めました!

デジタル・クリエイティブ授業:第1回目
3Dデザイン体験(Tinkercad)

日時:2024年9月13日 14:00-15:30
主任講師:たよし先生(一般社団法人学びラボ所属クリエイター)
特別講師:梅原政司(一般社団法人学びラボ代表理事)
使用ツール:Tinkercad(無料の3Dモデリングツール)

たよし先生

担当のたよし先生は、現役のクリエイターとして活躍中です。
プロの現場で磨かれた最新の知識と技術を活かした授業は、毎回生徒たちから大好評!

たよし先生は魅力的な家具や雑貨を生み出すベテラン・プロダクトデザイナーであると同時に、Webデザイン制作、3DCGと3Dプリンターの技術を駆使して最先端のIoTデバイスのプロトタイプ制作まで手がけられる多彩なクリエイターです。

そんなたよし先生の近年の挑戦が、人気ゲーム「フォートナイト」のクリエイティブツール(UEFN)を使ったゲーム制作!
たよしさんの経歴で、生徒がよく知るキャラクターのデザインを手掛けられていたことに驚きの声が上がりました。

初回授業の様子

初回の授業は、「Tinkercad」というオンラインの3Dモデリングツールで、自分だけのオリジナルデザインに挑戦。
「知らない・分からない」こと、「無理かも」と思っていたことが「できた!」に変わる喜びと、「自分のアイデアが形になる」体験!
目を輝かせながら積極的に取り組む生徒の様子がとても印象的でした。

初回オリエンテーションの様子

藤村女子中学校・高等学校の新プログラム「デジタル・クリエイティブ」。そのキックオフとなる初回オリエンテーションが9月4日に行われました。
代表理事梅原からこのプログラムにかける想いを語りました。

「3Dモデリングやデザインまで含めた様々な活動を、中学からじっくり体験できるのは日本できっと藤村女子だけ。」

「受け身で消費する『楽しい』ではなく、自らが主体となって表現する『愉しむ』を目指してほしい。」

梅原の言葉に目を輝かせる生徒たち。これから始まる新しい学びの冒険!

生徒たちがどんな発見をし、どんな成長を遂げていくのか、今からとても楽しみです!

藤村女子中学校・高等学校の教育環境

iMacと3Dプリンター(Bambu Lab P1S)が配備されたマルチメディア室で、「デジタル・クリエイティブ」プログラムを通じて、中学1年生から、最先端のデジタル技術を学びながら課題に挑戦する環境が整っています。技術を学ぶと同時に、自分の可能性を広げられる学びの環境が藤村女子中学校・高等学校にはあります。学生一人ひとりの学びと成長に向けて私たち学びラボも全力で取り組みます。

未来を見据えた多彩なカリキュラム

藤村女子中学校・高等学校との教育プログラム「デジタル・クリエイティブ」では、最先端のデジタルツールを使用し、生徒たちの創造力と技術力を育成します。このカリキュラムで学ぶ主なツールについてご紹介します。

3Dモデリングとデザイン

Blender:プロ仕様の3DCGソフト。3DCGを学びながら、アニメや映像制作の世界を味わうことができます。

VRoid Studio:自分だけのオリジナル3Dモデルを作成できる3Dモデル制作ツール。作成した3Dモデルはゲームのキャラクターにしたりバーチャル空間の自分の分身、「アバター」として使うことができます。

Canva:商用利用が可能なデザインツール。直感的な操作で、プロ並みのグラフィックデザインが作成できるようになります。

プログラミング開発

Scratch:MITメディアラボで開発され、世界中の教育機関で使われているビジュアルプログラミング言語。ブロックを組み合わせることでプログラミングの基礎を学びながらゲームやアニメーションを作ることができます。

ROBLOX:ゲーム制作とプログラミング、そしてバーチャル空間での体験を提供するプラットフォーム。制作したゲームは世界中のユーザーに公開・共有することができるのでグローバルな開発経験を積むことができます。

Unity:「ポケモンGO」や「原神」など、世界的に有名なゲームの開発に使用されているゲーム開発エンジン。
本格的なゲーム開発プロセスを体験することができます。

藤村女子中学校・高等学校との教育事業はまだ始まったばかり。3Dデザインを皮切りに、プログラミング、AI、IoTなど、幅広いカリキュラムを用意しています。先進的な教育環境と現役クリエイターによる実践的指導。この化学反応が生徒たちの未来をどう切り拓いていくのか、私たち学びラボも楽しみでなりません。

藤村女子中学校・高等学校について

急速に変化する現代社会では、将来子どもたちは現在存在しない技術、職業、社会システムの中で生き抜く力を求められることになります。
スキルやツールといった技術だけではなく、自分自身で道を切り拓いていく「生き抜く力」を身につけることが重要です。

藤村女子中学校・高等学校には3Dプリンターやプログラミング、AIなど最新技術を学ぶ環境とともに、主体的に考え、行動し、探求する力、未来社会を「生き抜く力」を育む環境が整っています。

一般社団法人学びラボについて

当法人は「創造の力でみんなを元気にする」をミッションとした、IT&クリエイティブ×教育のコミュニティの集合体です。オンライン・オフラインの活動を通して、現役クリエイターによる実践的な教育プログラムを提供しています。