2025年10月19日(日)、札幌のランドマークであるサッポロファクトリーにて、「初めてのCG講座 in サッポロファクトリー」を開催いたしました!

このイベントは、私たち一般社団法人学びラボが主催し、株式会社ボーンデジタル(CGWORLD)様の多大なるご協力のもと実現したものです。私たちは「創造の力でみんなを元気にする」という理念を掲げ、全国の子どもたちに最先端のデジタルクリエイティブ体験を届ける活動をしています。

当日は、小学校1年生から高校生まで、なんと約80名もの子どもたちが集まってくれました!会場は、お子さんたちの学びを見守る保護者の皆様も多数お越しくださり、最初から最後まで熱気に満ちあふれていました。

大盛況のうちに幕を閉じた当日の様子を、たっぷりお届けします!

💡イベントの様子はこちら

マウス操作が初めてでも大丈夫!会場が一体となった「初めてのCG体験」

今回のテーマは、3Dモデリングを使った「初めてのCG体験」です。

参加してくれたのは、小学校1年生から高校生までの本当に幅広い年齢の子どもたち。中には「パソコンのマウス操作が初めて」というお子さんも多くいらっしゃいました。「うちの子でも大丈夫かしら…」と少し不安そうな保護者の方もいらっしゃいましたが、ご安心ください!学びラボのワークショップは、そこからサポートするのが得意分野です。

講師を務めたのは、私たち学びラボ代表の「うめちゃん」です。

講座は、うめちゃんからの「この画像のどれがCG(コンピュータで作った絵)だと思う?」という、ワクワクするクイズからスタートしました。
子どもたちはスクリーンに映し出された画像に釘付け。「これ!」「いや、あっちじゃない?」「全部CGだったりして!」と、あっという間にイベントの空気に惹きつけられていきます。

「じゃあ、これはどうやったらできると思う?」

そんな問いかけに、子どもたちは「はい!」「はい!」と元気よく手を挙げ、マイクを持って積極的に発言してくれました。「こうかな?」「こういうソフトを使うんだと思う!」「こうやったらいいかも!」と、活発な意見が飛び交い、会場全体が一体となって「考える」空間に変わっていった瞬間でした。

今回の講座でうめちゃんが何よりも大切にしたのは、一方的に操作方法を「教える」ことではありません。子どもたち自身が「自分で発見し、考える」プロセス、いわゆる“教えない学び”です。

基本操作をみんなでワイワイと学んだ後は、いよいよ実践タイム。「オリジナルのおばけ作り」に挑戦です!

最初は少し戸惑っていた子も、自分のペースでツールを触りながら、頭の中にあるイメージが少しずつ形になっていく楽しさを実感してくれたようです。

会場のあちこちから、「できた!」「先生、見て!」「すごいの作れたよ!」と、弾けるような喜びの声が次々と上がりました。その表情は真剣そのもの。デジタルツールという魔法の杖を使いこなし、自由な発想で“自分だけのおばけ”を創り上げていく姿は、まさに小さなクリエイターそのものでした。

マウス操作が初めてだったお子さんも、講座が終わる頃にはすっかり操作を習得し、自分の作品を誇らしげに、そして少し照れくさそうに見せてくれました。この短時間での圧倒的な吸収力と集中力には、私たちスタッフも毎回ながら本当に驚かされます。

「やってみたい!」が「できた!」に変わる瞬間。保護者の皆様から見たイベントの価値

今回、私たちがイベントの大きな手応えと共に、特に嬉しく感じたのは、保護者の皆様から伺った参加理由の多様さです。

お話を伺う中で最も多かった理由は、「子どもが自分から『行きたい』と言った」というものでした。
学校から配布されたプリントや、街で見かけたチラシ、ポスターを見て、子どもたち自身が「これ、やってみたい!」と強く興味を示してくれたケースが非常に多かったのです。その他にも、

「普段触れることのない新しい技術を体験させたい」
「この経験が、将来の選択肢を広げるきっかけになれば」

という、お子さんの未来を見据えた教育的な視点からのご参加や

「保護者自身がIT・CG・クリエイティブ職で、早い段階から子どもに触れさせたいと思っていた」

という専門的な動機、

「Scratch(スクラッチ)やUnity、ロボットプログラミングは経験したので、その“次のステップ”として」

3DCGを選んでくれたお子さんもいました。

「普段できない貴重な体験」「とにかく楽しそうなイベントを探していた」など、子どもたちの尽きない好奇心を満たす特別な場として選んでいただけたことも、本当に光栄です。

イベント中、会場の保護者の皆様は、子どもたちが目を輝かせ、夢中になってパソコンに向かう様子を、非常に感動した面持ちで見守っていらっしゃいました。多くの方がその真剣な横顔を写真に収めており、「こんなに集中する姿を久しぶりに見た」という感動の声も直接いただきました。

イベント後にいただいた保護者の皆様からの温かい感想も、私たちにとって大きな励みとなるものばかりでした。一部をご紹介させていただきます。

「終始集中して取り組み、初めての体験を本当に楽しんでいました。終了後も『あー楽しかった!』と満足そうに話していて、連れてきて本当に良かったです。」

「説明がとてもわかりやすく、子どもを尊重した教え方が素晴らしかったです。ただ答えを教えるのではなく、自分で考えるように促す進め方に感心しました。」

「困ったときにスタッフの方がすぐにサポートに入ってくれて安心でした。引っ込み思案な子ですが、スタッフの皆さんが優しい雰囲気を作ってくださり、安心して取り組めたようです。」

「これが無料とは思えないほど濃い内容で、親子共々、満足度が非常に高かったです。新しい技術に触れる素晴らしい機会になりました。今後の興味の広がりにつながると感じています。」

ゲームや動画を「見る側」だった子どもたちが、この日をきっかけに「作る側」の楽しさ、難しさ、そして奥深さを知ってくれました。

子どもの純粋な「やってみたい!」という好奇心を、「できた!」という達成感と揺るぎない自信につなげる。そんな学びの場を提供できたことに、私たち学びラボ一同、大きな喜びと意義を感じています。


ご参加、ご協力ありがとうございました!

ご参加いただいた約80名の子どもたち、そしてその挑戦を温かく見守り、送り出してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました!

また、本イベントの開催にあたり、会場の調整から運営に至るまで、多大なるご協力をいただきました株式会社ボーンデジタル(CGWORLD)様に、心より感謝申し上げます。

私たち一般社団法人学びラボは、これからも「創造の力でみんなを元気にする」という理念のもと、北海道、そして全国の子どもたちに、未来を切り拓くためのクリエイティブな体験を届けてまいります。

引き続き、私たちの活動を応援していただけますと幸いです!

一般社団法人 学びラボの活動紹介

最後に私たち学びラボのご紹介となります。
現在、学びラボには多ジャンルにわたって活躍するクリエイター講師が15名以上在籍しており、デジタル・クリエイティブ教育をご提供できる人材が揃っております。

ご興味をお持ちいただいた教育関係者の方、もしくは各地域の関係機関のご担当者様はぜひ弊団体の公式HPよりご連絡いただけますと幸いです。
▼一般社団法人学びラボ
公式サイト:  https://manabilab.or.jp/

また、弊団体では子ども向けオンラインスクール"そらいろぱれっと"を運営しています。
日ごろより子どもたちに社会を生き抜くうえで必要となる様々なデジタルスキルやリテラシー教育を展開しています。
こちらも併せてご覧いただければ、より私たちの活動をご理解いただけるかと思います。
▼そらいろぱれっと
公式サイト:  https://manabilab.or.jp/sorairopalette/