6/17に千葉県市川市にある日出学園高等学校で3DCG制作授業を実施しました。
高校生たちがwomp3Dを使って3DCG制作に取り組み、最後にはそれぞれ自由な発想で作品を作り上げました。

今回初となる日出学園での出張授業のレポートをご一読ください。

womp3Dで始める3DCG体験!クリエイティブの第一歩!

今回参加してくれたのは、3DCGに関心を持つ高校生たち。
日ごろ映画やアニメでCGキャラクターなどを目にすることはあっても、自分の手でつくった経験はないようです。

たしかに3DCG制作はコストや技術の面で、学生が取り組むハードルが少し高いかもしれません。
しかし最近注目を浴びているツール、womp3Dはその点とてもハードルが低く、誰でもPCさえあれば動かせる優れもの。

今回の授業はこのwomp3Dを使い、簡単かつ楽しく3DCGに触れてもらおうという内容です。

まずは実際に手を動かして覚えよう!

授業の講師はあやこ先生。
これまでも学びラボが行う学校への出張授業の際に、講師をご担当いただきました。

はじめに生徒たちにツールの操作を説明します。
まずはオブジェクト(画面上の立体)を移動したり、サイズを変えたりといった基本的なところから。
クイズ形式を交えながら伝えると、先生と生徒の距離が縮まり、あれこれ手を動かしながら操作を覚えてくれました。

今回の参加者は日ごろTinkercadという3DCADツールに触れていることもあってか、とても呑み込みが早かった様子でした。
(この3DCG制作の基本的な操作がとっつきやすいこともwomp3Dの強みです。小学生くらいの子どもでも扱うことができるのがすごいですね。)

やってみよう!初めての作品制作

さて、一通り触ってみた後は、さっそくお題に沿って作品を制作していきます。
今回はアイスクリームを作ってみました。

コーンにアイスを乗せるときの、それぞれのサイズ感を調整してみたり、アイスの色を自分好みにしたりと、シンプルなモデルの中にも創意工夫を発揮してくれました。

1人1人のオリジナル作品にチャレンジ!

そして最後にオリジナル作品制作に挑戦しました。
ご覧のように、それぞれのイメージで個性豊かな作品を作っていきます。

生徒たちはそれぞれ自分の作りたいものを3DCGの世界に落とし込んで、しっかりと表現してくれました。
そして作り上げていく過程そのものを楽しんでいる様子が見られたのも何より嬉しいことでした。

womp3Dの公式コミュニティには海外のクリエイターたちが自分の作品を公開しており、そこから刺激を受けている生徒も。

ときにはお互いに作品を見せ合って盛り上がる場面もあり、クリエイティブで楽しい2時間はあっという間に過ぎていきました。

素晴らしい手ごたえを残した初回授業

授業を終えて、私たちスタッフも予想以上の手ごたえを感じました。

「初日でこれだけの作品が作れてしまうことに驚きました!」
「あっと驚くセンスが垣間見えたり、表現したいことへのこだわりや、それぞれが持つ感性が見えて素晴らしかったです」
現場で生徒たちと授業を共にしたスタッフからはこんな声も届きました。

日出学園高等学校での3DCG授業はあと2回を残しています。
今後生徒たちもよりスキルアップしていくことを期待しつつ、自分の内に秘めた創造力を花開かせるきっかけにしてもらえたらと思います。

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