8月4日、学びラボは都内の北豊島中学校・高等学校にて3DCG制作の講義を行いました。

今回は中高生のパソコン部員の皆さんに、wompというツールを用いた作品制作をレクチャーする内容です。

初めての3DCG制作体験、それぞれに個性豊かな発想でオリジナル作品を制作していただきました!

wompから始める3DCG制作

wompは初心者でも簡単に作品が作れるため、昨今人気が高まっているツールです。

流体のようなオブジェクトを直感的に操作することができ、小さい子どもでも扱うことができる優れもの。

講師の梅原から基本的な操作をお伝えしてから、さっそく皆さんで実際に手を動かしてもらいました。

それぞれの反応から、初めて3DCGソフトを触ったときの「おお!」という感動が伝わってきます。
頭の中のイメージがかたちになる面白さはものづくりの醍醐味ですね。

さすがパソコン部の皆さん、普段からお絵かきソフトなどのツールに触れている方もいらっしゃり、とても呑み込みが早く驚きました。

テーマを決めてオリジナル作品にチャレンジ!

さて、後半は『旅』というテーマを設定して、各自でオリジナル作品の制作を進めていきます。

たったいま学んだばかりのツールでオリジナル作品を作るのは難しいことに思えるかもしれません。

ですが、wompというツールはイメージをかたちにするための機能が誰にでもわかりやすいかたちで扱えるソフトです。

例えばオブジェクトの色・輪郭の丸みといった要素もさることながら、オブジェクト同士のつながり具合を調整するためのGoop(グープ)という機能も備えており、多彩な表現をすることができます。
(このGoopはモノ同士が溶け合うような表現を可能にする機能で、wompの大きな特徴の一つです。)

こうした豊富な機能を使いながら、生徒のみなさんに熱心に制作に取り組んでいただきました。

出来上がった作品はどれも素晴らしく、半日でこれほどのクオリティのものを作れてしまうことに驚きを隠せません!
どの作品にも制作者のこだわりと、「もっと良くしたい」という意欲が感じられます。

最後に、現在学びラボ(そらいろぱれっと)が主催している3DCGコンテストにそれぞれの作品を応募していただきました。
作品を他の人に見てもらうことで、より良いものを作りたいというモチベーションに繋がれば良いと思います。

また、コンテストには何回でも応募できるので、今回表現しきれなかったところをさらにブラッシュアップして見せていただけるのも楽しみです。

学びラボが提供する体験の価値

今回は参加された皆さんにとって楽しく創造的な体験となったようでした。

学生時代にこうした経験をすることが、キャリア選択のきっかけになることも大いにあるでしょう。
将来の可能性を広げ、創造性を花開かせるきっかけをこれからもたくさんの子どもたちに届けていきたいと思います。

今後も学びラボは全国の学校に向けてクリエイティブ体験をお届けして参りますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いいたします!

💡3DCGコンテストのご案内💡

最後に、本記事で触れた3DCGコンテストについてご紹介させていただきます。
現在学びラボは【子ども3DCGコンテスト MCA for KIDS 2025】と題し、『旅』をテーマとした3DCG作品を募集しております。

こちらは子どもから大人まで、wompで制作したオリジナル作品を応募いただく内容ですが、ありがたいことにすでに100作品に達するほどのご応募をいただいております。

作品の応募期間は2025年7月21日から8月22日までとなっております。
ご関心をお持ちいただきましたら、ぜひ以下のコンテストページをご覧いただけますと幸いです。

▼第2回3DCGコンテストサイト
https://manabilab.or.jp/sorairopalette/3dcgcontest-mcaforkids-2025/

ひきつづき、たくさんの方のご応募をお待ちしております!