2024年10月13日、一般社団法人学びラボは株式会社ボーンデジタル(CGWORLD)の協力のもと、サッポロファクトリーにて「初めてのCG講座」を開催しました。
この講座は、最新のクリエイターPCと3Dモデリングツール「Womp3D」を活用し、小学生から高校生まで80名以上の子どもたちにCGクリエイションの魅力をお伝えしました。
直感的な操作で3D作品づくりに挑戦
今回使用した「Womp3D(ワンプ)」は、ブラウザ上で簡単に3Dモデリングができる新しい3Dモデリングツールです。ソフトウェアのインストールが不要で、静止画や動画の書き出しができます。複雑な設定なしで滑らかな曲線を描けるため、CGを初めて学ぶ子どもたちにお勧めのツールの一つです。
講座には、初めてマウスに触れる小さなお子さんから、すでにデジタルツールに慣れた中高生まで、様々な経験レベルの子どもたちが集まりました。50分という短い時間ながら、参加者全員が独創的な3D作品を完成させることができ、会場は達成感に満ちた子どもたちの笑顔で溢れていました。
多様な才能の発見と未来への期待
保護者向けのトークセッションでは、代表理事の梅原が次のように語りました:
「今回の講座で見られた子どもたちの創造性は、彼らの持つ潜在能力の証です。プログラミング教育が注目される中、すべての子どもがプログラミングに適性があるわけではありません。しかし、CGやアートに才能を見出す子どもたちもいます。大切なのは、子どもたちの得意を見つけ、それを伸ばしてあげることです。」
フォローアップイベントでさらに深まる学び
10月19日には、さらに学びを深めるためのフォローアップイベントを開催しました。
フォローアップイベントでは、Sapporo Game Camp(SGC)で取り上げなかった「カーブ」の使い方についてのレクチャーを行いました。
「初めてのCG講座」と同様に実際にモデリングしていただく機会をたくさん設け、参加した子どもたちには自分のアイデアを形にしながらCG制作を楽しんでいただきました。
サッポロファクトリーにて開催した「初めてのCG講座」とフォローアップイベントを通じて、子どもたちが自己表現の新しい方法に触れ、未来の可能性を広げてくれることを願っています。
未来を切り拓く学びのサポート
学びラボは、学校の枠を超えたICTやクリエイティブな学びの場を通じ、社会で生き抜く力となる知識とスキルを子どもたちに提供しています。一人ひとりが自分の強みや得意分野を見つけ、それを存分に伸ばしていける環境を創り出すこと。それが、私たちの情熱であり、使命です。
これまで全国15ヶ所以上でCG教育を展開し、多くの地域で子どもたちの可能性を広げてきました。これからもさらなる地域へと学びの場を届けていく予定です。未来を生き抜く力を養う一助として、学びラボはこれからも子どもたちと共に成長し続けます。
今後とも、学びラボの取り組みにご期待いただき、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。