今年も「MCA for KIDS こども3DCGコンテスト」が無事に閉幕しました。
2025年の夏、子どもから大人まで幅広い世代が挑戦し、集まった作品はなんと 301点!
過去最多の応募数となり、サイト上に並ぶ作品群は圧巻でした!
家族で広がる!挑戦の輪
今回特に印象的だったのは、大人の盛り上がりが子どもたちの挑戦を後押ししたことです。
「子どもだけではなく、自分も一緒にやってみよう」と家族で参加するケースが増え、家庭に「共通の目標」や「学び合いの時間」が自然に生まれていました。
親子で同じテーマに挑戦したり、子どもの作品に刺激を受けて大人が本気を出したり。
作品づくりを通じて世代を超えたコミュニケーションが広がったのも、本コンテストならではの光景でした。
一風変わったコンテスト形式
このコンテストには、他にはない独自の形式があります。
そこには私たちの強い意図が込められています。
1️⃣ 期間中に作品がリアルタイムで更新
「応募して終わり」ではなく、夏休みの間ずっと子どもたちが「どんな作品があるんだろう?」とワクワク楽しめたら嬉しいな、と思い、ほぼリアルタイムで作品をサイトに掲載しました。
2️⃣ すべての作品を公開
初めてデジタルツールに触れる子もいれば、経験豊富な子もいます。
レベルの差はあって当然ですが、「応募までたどり着いたこと」そのものが素晴らしい。
だからこそ一つひとつの挑戦を大切にし、全作品を公開しました。
人の目に触れることで生まれる緊張感や達成感も、この経験の大切な一部だと考えています。
3️⃣ 40名以上の審査員の方々
評価の基準は一つではありません。多様な審査員によるコメントは、応募者だけでなく私たち運営側にも新しい視点を与えてくれます。
世の中の評価基準はさまざまです。人が美しい、おもしろいと感じるものもそれぞれ違います。
だからこそ、子どもたちにはさまざまな感性に触れてほしい。
子どもたちが「さまざまな感性に触れる」ことこそ、このコンテストの価値のひとつです。
4️⃣ 多様な応援者の存在
今回のコンテストでは、協賛や企業賞をはじめ、多くの方にご協力いただきました。
コンテストの理念や意義に共感してくださり、すぐに支援してくださるご意向を伝えてくださった方が何名も何名もいらっしゃいました。
いかに私たちが周りに支えられているのかを改めて痛感し、何ができるのかを考える機会となりました。
「3DCGっておもしろい!」「子どもたちの可能性は本当にすごい!」と新しい発見をお届けできていましたら嬉しいです。
応募作品にコメントを
3DCGという未知のテクノロジーに果敢に挑戦してくれた子どもたちや、サポートしてくださった保護者のみなさんにとって、このコンテストに挑戦して良かったと思っていただきたい。
思い出の美術館として本コンテストサイトに何度も足を運んでもらえたらと願っています。
そんな思いを込めて、代表の梅原が作品にコメントを残しています。
【キッズ部門】note
https://note.com/zero_blender_/n/n66d735c8ffe0
【ジュニア部門】Youtube
https://youtu.be/5z2BApStAk8
【ユース部門】Youtube
(前編) https://youtu.be/yzGiaDhSXHU?si=icHFXb4ZmIgy5iAr
(後編) https://youtu.be/fK1U8IY1MJQ?si=xBKTomr9QSInhmya
ぜひお子さまと一緒に見てもらえたら嬉しいです。
大人にも子どもにも届けたい想い
コンテストを通じて届けたかったのは、ただの順位づけではありません。
「挑戦することの楽しさ」「個性を讃え合うあたたかい場」「世代を超えて共に学ぶ姿勢」。
301点の作品と、それに関わったすべての人たちが、その答えを見せてくれました。
参加してくださった皆さま、支えてくださった皆さまに心より感謝いたします。
また次回、未来のクリエイターたちと共に新しい夏を迎えられることを楽しみにしています!
👉 ご応募いただいたすべての作品を公開しています。ぜひ公式ページでご覧ください!
https://manabilab.or.jp/sorairopalette/3dcgcontest-mcaforkids-2025/
おわりに
今回共催いただきました株式会社モンドリアン様、
そしてご協賛いただいた数多くの企業様、個人の皆さま。
本コンテストの開催にあたり、多大なるご協力とご支援をいただきましたことに、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
編集後記:編集者の推し作品
最後に、この記事を編集しているそらいろぱれっと運営のミチテルが選んだ作品を紹介します!
私が選んだのはこちら。

ジュニア部門 J69 作品名「カメラは知っている。」 クリエイター:にちじょーとーひ©
まずタイトルにビビっと惹かれました!
なんだろう?と思わせる言葉のチョイス、いいですね。
真正面からレンズを向けられているのもまた良いなと思いました。
そして説明の文章に心打たれました。一部抜粋します。
「シャッターを切るたびに、大切な瞬間や気持ちを残してくれるカメラは、ただの道具ではなく、人生の記録者でもあります。」
私にとっても、旅の相棒としてとても大切なカメラ。
このシンプルに見えるカメラの、ストーリーや奥深さが伝わる作品です。
「このカメラは何を見てきたのでしょうか。」
最後に、見てる人に想像力を膨らませてくれる終わり方もいいですね!
3Dで表現した作品を言葉で伝えることで、想いがのる。クリエイティブと文章表現に感性の豊かさを感じる作品でした。
ぜひサイトにて、作品と文章全文ご覧ください。
一般社団法人学びラボについて
当法人は「創造の力でみんなを元気にする」をミッションに掲げ、子どもに向けてデジタルクリエイティブスキルやコミュニケーション力といった幅広い分野の教育を届ける活動を主軸とする組織です。
日頃よりオンライン・オフラインを問わず、現役クリエイターによる実践的な教育プログラムを展開しています。
また、社会を生き抜く力に主眼を置いた小中学生向けのオンラインの習い事「そらいろぱれっと」を運営し、未来を担う次世代の教育に力を注いでいます。
本記事で取り上げているような学校法人との提携について今後もより注力していきたく、ご興味をお持ちいただいた教育関係者の方々からのご連絡をお待ちしております。
▼問い合わせ窓口メールアドレス
info@manabilab.or.jp
また私たちの日々の活動については以下のSNSでも発信しておりますので、よろしければこちらもご覧いただけますと幸いです。
▼代表理事の梅原(うめちゃん)のSNS
X:https://x.com/umechan_manabi
Instagram:https://www.instagram.com/umechan.manabilab/
note:https://note.com/zero_blender_/