一般社団法人学びラボと株式会社HDCは、2025年12月、札幌市で開催された「ジュニアプログラミングワールド2025」に共同でデジタルクリエイティブワークショップを出展しました。
この取り組みは、企業の社会貢献活動の一環として行われ、札幌市の子どもたちに創造力と技術の楽しさを体験してもらうことを目的としたものです。

子どもたちもワクワク!ボクセルモデリング体験

ワークショップでは、3DCGの一技法である「ボクセルモデリング」をテーマに、子どもたちがデジタルの世界で自由に表現します。
使用したツールは、初心者にも使いやすいと評判の「MagicaVoxel」


シンプルなUIながら、英語表記のインターフェースを活用して、ツールの操作とともに英語の学びも自然と体験できるよう設計しました。

特に、マインクラフトのような立方体を積み重ねる「ボクセルモデリング」の手法は、小学1年生から中学3年生までの幅広い年齢層に適しており、参加者の中にはマウスを初めて触る子どもたちも多く見られました。


弊団体代表の梅原がワークショップを進行。
これまでの経験を活かした、子どもたちが夢中になる工夫を散りばめながら、子どもたちは一歩一歩着実にスキルを習得。
楽しみながら創作に没頭することで、自然とITリテラシーの基礎も身につけていきました。

個性あふれる作品と驚きの成長

ワークショップで重視したのは、子どもたちが「自分の個性」を形にできる余白を設けること。
決まりきったテーマではなく、自由な発想を尊重することで、参加者一人ひとりの作品には驚くほどのオリジナリティが現れました。

「これを作りたい!」という想いを抱き、すぐに形にする。
そのスピード感と達成感が、子どもたちのやる気を引き出します。


完成した作品を親御さんと共有すると、その完成度に驚きの声が上がりました。
家族にとってもかけがえのない体験だったのではないかと思います。

社会貢献としての大きな意義

今回のイベントは、地域企業が地域の子どもたちに技術や創造力を楽しく教える「社会貢献活動」として、非常に大きな意義がありました。

HDCによる企業紹介の時間には、多くの方が真剣な眼差しで耳を傾けており、子どもたちの未来におけるITスキルや創造的な体験の重要性を感じてくださっていました。


参加者総数140名以上を記録した本イベントは、大盛況のうちに幕を閉じました。
ITリテラシーやデジタル創作の基礎を学ぶ場であるだけでなく、「地域の企業が地域社会と子どもたちの未来を支える」という社会貢献として、とても意義のある取り組みで、興味を持ってくれたたくさんの参加者のみなさんや、札幌市の熱を感じる素晴らしい時間となりました。

あらためて、主催・ご協力をいただいた札幌市ならびにHDC様に多大な感謝とともにお礼を申し上げたいと思います。

ご相談・お問い合わせ

最後に私たち学びラボのご紹介となります。
現在、学びラボには多ジャンルにわたって活躍するクリエイター講師が15名以上在籍しており、デジタル・クリエイティブ教育をご提供できる人材が揃っております。

ご興味をお持ちいただいた教育関係者の方、もしくは各地域の関係機関のご担当者様はぜひ弊団体の公式HPよりご連絡いただけますと幸いです。
▼一般社団法人学びラボ
公式HP: https://manabilab.or.jp/

また、弊団体では子ども向けオンラインスクール"そらいろぱれっと"を運営しています。
日ごろより子どもたちに社会を生き抜くうえで必要となる様々なデジタルスキルやリテラシー教育を展開しています。
こちらも併せてご覧いただければ、より私たちの活動をご理解いただけるかと思います。
▼そらいろぱれっと
https://manabilab.or.jp/sorairopalette/