クイズで考える環境問題
11月24日にエコチルと私たちが運営するオンラインスクール"そらいろぱれっと"の共催による特別オンラインイベントを開催しました。
「地球に優しい子どもたちを育てる」をテーマに、全国から子どもたちが参加し、クイズや学びを通じて楽しみながら環境問題について考えるイベントとなりました。
エコチルとは?
みなさんはエコチルについてご存知でしょうか?
エコチルは、「エコロジーチルドレン」の略で、2006年に創刊された"こども環境教育情報紙"です。
地球温暖化や生物多様性、エネルギー問題など、私たちが直面する環境問題をテーマにした特集を毎月発行しています。
内容は食育特集や動物園だより、エコワードパズルなど、子どもたちが楽しみながら学ぶことができるものとなっています。
エコチルは地域社会と学校、家庭においてエコライフを推進するメディアとして、全国の小学校で毎月無料で配布されています。
多くの子どもたちやその家族がこのメディアを手に取り、環境について考えるきっかけを得ています。
▼エコチルの公式HPはこちら
https://www.ecochil.net/
今回はそんなエコチルが主催する【まなポケチャレンジ】というイベントで、代表の梅原が講師として登壇し、子どもたちと環境問題を考える内容となりました。
いま地球にどんな問題が起きているのか、環境クイズで一緒に学ぼう!
はじめに、参加した子どもたちがそれぞれの地域で配布されているエコチルを見せ合いました。
地域によって内容が違うのもエコチルの魅力です。
札幌版では「洗剤を川に流さない」、横浜版は「ゴミのポイ捨て防止」など、それぞれの地域ごとのエコ情報に触れることができました。
そして今回イベントのメインとなるのは環境クイズ。
『地球環境について考えるのは困った人だけでいい?』など、子どもにも分かりやすい切り口で数々のクイズが出されます。
『からだを洗うとき、こまめにシャワーを止めるのは省エネだ』
『寒い日は暖房器具で好きなだけ室温を上げていい?』
などといった質問も、普段からエコチルを読んでいる子どもたちにとっては簡単だったかもしれません。
こうして子どもたちにとって身近なところに環境問題との接点があることをあらためて意識してもらいつつ、より踏み込んだ質問もしていきます。
『地球環境にやさしい3つのR。リユース、リデュース、あと一つは?』
講師のうめちゃんがリサイクルについて、身近なペットボトルのリサイクルの方法を例に、資源ごみをどのように扱えばより環境に負荷の少ないかたちでごみを処理できるのかを説明する場面も。
「ごみを出した後どうやって処理するの?」「地球温暖化の原因は何で、どうすれば解決できるの?」
そんな疑問について、クイズを通じて子どもたちに"自分ごと"として関心を持ってもらえた様子でした。
最後はAIを活用して「エネルギーとは何か」を考えたり、生物多様性について話し合ったりと、子どもたちに環境問題への関心をより深める経験を提供することができました。
今回は子どもたちにとって、この地球上のエネルギーが無限ではないこと、地球の資源を大切にすることの重要性を学んでもらうきっかけとして、良い機会となったことでしょう。
最後は、参加してくれたみんなで「ありがとう!」と声を合わせ、温かな雰囲気の中でイベントを終えることができました。
環境のことを、家族や友達、そしてAIと一緒に考えることの大切さを、子どもたちと共有できた、とても意義深い時間となりました。
▼エコチルの公式HPはこちら
https://www.ecochil.net/
オンラインスクールそらいろぱれっとのご紹介
ここで弊団体の運営する子ども向けオンラインスクール、"そらいろぱれっと"についてご紹介させていただきます。
そらいろぱれっとでは3DCGやプログラミングなど多様なデジタルクリエイティブ分野の講座を取り揃えた授業を特色としています。
さらにはコミュニケーションやマネーリテラシーなど既存の習い事の枠組みに収まらない、本質的な人間力を育むカリキュラムがあることも私たちの強みです。
ご興味をお持ちいただいた方は、よろしければ下記のURLより事業内容についてお読みいただけますと幸いです。
▼そらいろぱれっとHP
https://manabilab.or.jp/sorairopalette/